Dolby Atmos2
前回までのあらすじ
ADM BWF(ADMの定義に基づいたメタデータが格納されたBWFファイル)を分解して仮想空間にオーディオトラックをリマップできるのでは!?
欲しいデータは
- Audio Objectの位置情報
- Bedの位置情報(これはこの辺を見た方がいいか?)
- 各オーディオトラックの格納位置
あたりか。実際にあるのかわからないが…
ATL使ってみた
ATLというライブラリからBWFのメタデータを抽出できるらしい。
動かしてみた。このあたり。
3. Usage _ Code snippets · Zeugma440/atldotnet Wiki · GitHub
しかし思ったようなデータは出てこず。
ATLのreadmeには
Custom Metadata : any other field that might be in the tag is readable and editable by ATL
とか
Support for BEXT, LIST (general metadata, labels and notes), CUE (cue points), SMPL (sample loops), DISP (displayable objects) and iXML metadata chunks
とか書かれてるのでいけそうな気はするんだよな。ただソースコード見てみてもこのAdditionalFieldsというのは決め打ちなように見える。要検討
binaryの中を見る
おっ。Logic上のトラック名とかがみられる。これは面白い。audioObjectName="Bridge Vocal FX 2 R"とかがトラック名ですね。
バイナリから自分で抽出はできそうである。フッターなのかわからないが後ろの方にくっついている。後ろからデータ読み込むのって簡単にできるのかな?パディングとかが気になるが。
ところでbzというバイナリエディタを見つけて適当に使ってましたが、こういうのもあるらしい。
Stirlingの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
使ってみよう。
資料を読む
新しいチャレンジなのでどうしても想像で進めてしまいがちだが、ちゃんと資料を読みながらやったほうがいいのである。
ADMの仕様書
https://professionalsupport.dolby.com/s/article/Dolby-Atmos-ADM-Profile-specification?language=en_US
ざっと読んでみた。大体どういう構成か、というくらいしかまだわかってないが…腰を据えて読まないといけないな。1日使うくらいの気持ちで。AudioBlockってなんだ?
Dolby Atmos公式のドキュメント
https://learning.dolby.com/hc/en-us/articles/360052744252-Module-1-2-Beyond-Multichannel-Audio-
これ最初に読むべきだな。がっつりと。各項目の要約とかしながら何度も見ないとかなあ。やっていき。